高田高等学校 校歌

作詞:秋田 実    作曲:早川 喜左衛門

妙高山は峨々として
千古の白雪天をつき
日本海は汪々と
万里の波濤空をうつ
山水霊なる越の国
学びの友垣一千余
  治まる御代の我等には
仁義の兜知恵の弓
百折不撓の勇気あり
堅忍不抜の剣あり
心にむらがる煩悩の
悪魔を払って進みゆけ
         
学と徳とに身をたてて
期するは国家のまき柱
砂(いさご)の粒もつもりては
みそらに高き妙高山
水の雫もたたへては
そこひも知らぬ日本海
  小善とても勉むべし
小悪とても犯すなよ
なるとならぬは天なれど
唯一筋に彼の岸へ
進むぞ我等の務なる
進むぞ我等の覚悟なる
         
思へば昔霜台公
能信越をきりなびけ
七尾城頭月きよく
戦勝の宴たけなはに
矛(ほこ)横たへて
うたひてし威風ぞ今に芳しき