ごあいさつ

高田高校 校友会 会長あいさつ

 本年7月に開催されました総会におきまして、会員の皆様の御推挙により会長の任を仰せつかりました石田誠夫です。前会長 橋本眞孝氏は4期8年の会長職と奨学会理事長を含め20年に渡り高田高校のためにご尽力されて来られましたので、その後任として相応しいのかどうか未だ逡巡しております。
ただ祖父、父そして2人の姉、兄と私、さらに息子と4代に渡り高田高校にお世話になって来ましたので、かねがね何らかの形で御恩に報いたいという意識はありました。幸いにも私の同級生高22回卒は東京支部 支部長内山郁夫氏を始め数多くの仲間が全国に居ることが心強いかぎりです。
来年は開校150周年という大きな節目を迎えます。校友会としましては、橋本眞孝実行委員長を中心として令和6年10月26日に盛大な会を催す計画を準備しております。当校は全国で8番目に創立された高校であり、この雪深い地にあって国内はもとより世界にまで人々のために名を残された多士済々な人材を数多く輩出した名門校である事を全国に知らしめ、この伝統ある高校の出身であるという矜持を校友の皆様に持ってい頂く良い機会ではないかと思っております。
少子高齢化が加速する現代においてこの上越地域も例外ではなく、消滅していく地方都市の一つになる可能性も否定できません。学生の数も減少し1学年6クラスとなっているこのような時代こそ、田舎にあってもキラリと光る教育機関が必要です。我が高田高校の発展は、この地に住む我々のみならず全国や海外で活躍する校友にとっても必ず必要な事であると確信しております。
名門高田高校校友会が今後発展していくためには、若い人と女性の参加が不可欠であります。また、会の運営や校友間の交流が容易になるようなITの活用や、校友同士が年齢を問わず互いに啓発できるような会にしていきたいと思っております。そのためには皆様のご協力が不可欠であり、私も全身全霊を持って責務を全うする所存であります。今後とも皆様の力強い応援をお願い致します。

令和5年8月吉日

高田高等学校校友会

会長 石田 誠夫(高22回)